私がこの業界に入った頃は、契約書はB4一枚で、
重要事項説明書も同じくB4一枚でした。
今は契約書はA4が10枚近く、重説に至ってはA4十数ページで、
更に補足資料が、数十ページです。
しかしこれでも、アメリカの不動産契約書に比べれば、全然薄いらしいです。
重説を作っている立場からすると、昔の簡単な重説が懐かしく有り難いですが、
確かに契約書・重説が厚くなるほど、トラブルは減ってきたような気がします。
これは、おおざっぱな取り決めだと、ほとんどの人は自分の都合の良いように、
解釈するからだと思います。(笑)
こういう時はこうする、ああすると、細かいことを書いておけば、
解釈の違いでのトラブルはなくなります。
そうした意味では、契約書の特約事項などは、誰が読んでも
同じにしか解釈出来ないように、より具体的に文章を書いておく必要があると思います。
又、重要事項も細部まで書いて書面に残しておくほど、
売主・買主・仲介業者お互いの身を守ります。
後日お互いの記憶が、自分の都合の良いように書き換えられたとしても、
相手の持っている書面は書き換えられませんから、
主張の激しい人、声が大きい人のほうの主張が通ることが無くなるわけです。
そんな訳ですから、細かいことを打合せをすればするほど、
トラブルは少なくなります。
某お客様、ご理解ください。
不動産ブログ
細部の打合せは身を助けるのよの巻
住宅ローンも生ものです、の巻
先日、某地銀にお客様の住宅ローン事前審査を出しました。
結果、否決。(泣)
気を取り直して、他の金融機関に申し込んだら満額OK。
住宅ローンも生もので、その時その時で、旬の銀行があるんです。
先期までイケイケでどんどん貸していたからと、
そのつもりで申し込んだら否決。
で、今回否決になった銀行も、期が変わって、
4月以降になったら、またコロッと姿勢が変わって、積極融資になるかもです。
期初と、ノルマ達成が微妙な期末も明らかに、融資基準が違いますしね。
ということで、住宅ローンを申し込んで思うような結果が得られなかった方。
A店では、品薄で値引きに応じてくれなくても、
B店では売り切ってしまおうと、話しにのってくれるかもしれませんよ。
住宅ローンも生ものですから。
(融資がそんな調子でいいのか?とは思いますが、現実です。)
不動産は縁ものだからねの巻
来月リフォーム仕上がりの中古マンション。
リフォームが終わったら、チラシ折込をして、
オープンハウスを計画していました。
が、しかし、・・
同業者さんが客付けしてくれそうです。
早く売れるのはうれしい。
しかし地元物件の広告ネタが無くなるのは寂しい・・。
でもね、不動産は縁ものです。
買主さんと、ご縁があるんだと思って、
売りましょう。
売るべきです。
コインパーキング検討してみた の巻
コインパーキングとしていいんじゃないかと
思った土地を見積もり取った。
思ったより収益上がらないみたい。
なんのことでも言えるけれど、
素人判断は怪我の元かな。
別の方法を考えようか・・・。
建物無くなっても固定資産税かかってた!の巻
昨年当社が購入した中古住宅。
前所有者が、庭に置いていた物置がしっかりしたもので、
固定資産税の対象になっていました。
商売をしている人なので、物置と言ってもコンテナ仕様のものです。
ただ物置として使っており、移動可能なものですから、
建物登記はされていませんでした。
庭に数戸有り、
当社が購入時には、すでにそのうち2戸の物置は無かったのですが、
物置ですから別に解体の届を、役所に出していなかったようです。
固定資産税の評価額は、2戸合わせて10万円くらいですが、
年間納付額は約1500円。
普通の物置は固定資産税の評価対象になっていませんが、
ちょっとした小屋や物置は、評価対象になっていることがあります。
解体した場合、役所に届け出ないと、数千円でしょうが、
もったいないことになります。
過去、庭に小屋を作り、既に撤去している方、
固定資産税納付書の明細をチェックしてみて下さい。