不動産用語集

壁心(かべしん)面積

壁心面積とは


壁の厚みの中心線で囲まれた面積の事で「壁心」は「壁芯」と書く事も有り、
「かべしん」とも「へきしん」とも言います。


(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)


新築マンション分譲時のパンフレットやチラシに記載された面積は、通常、壁心面積です。

これが建物が完成し、登記が出来上がるとその登記面積は内法(うちのり)面積になります。

どうしてこんな事になるかと言うと、建物を建てる際の建築基準法では
床面積は「壁の中心線で囲まれた部分の面積」なので、この面積で販売します。


一方、登記面積は、不動産登記法で「内法面積をマンションの床面積とする。」事になっています。
これはマンションの場合、壁は個人の所有物ではなく、住民全員の共有物だからです。

ちなみに、一戸建の登記面積は壁心面積です。

壁心面積と内法面積が違う事で、気をつける事は2点です。


1、内法面積が狭くなる事を知っておく事

2、不動産購入時、登記代や不動産取得税がマイホームの場合軽減されますが、
  登記面積が50㎡以上でないと軽減されない事。

軽減要件の一つに面積要件があります。

2018.12.1現在面積要件は内法面積で50㎡以上とされています。

例えば当社で先日購入したマンションは、壁心面積は53㎡ですが、内法面積は48㎡の2LDKです。

このマンションは登記代・取得税の軽減がされず住宅ローン控除が使えません。

すまい給付金も受けられません。

但し、その分販売価格は安くしています。

レアケースですが、このようなこともありますので、ご注意ください。

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