不動産用語集

内法(うちのり)面積

マンションの販売面積表示で、壁と壁の内側の面積の事。 

マンションの販売は新築時は、壁芯面積で販売されます。壁芯面積とは壁の真ん中、壁の中心線から、隣の部屋の壁の中心線までを測った面積。それで、これが中古になると、内法面積で広告されていることが多いです。登記が、内法面積でされるからです。

中古の場合、売主がパンフレットを無くしているケースもあり、そうすると不動産業者は、登記簿謄本を見て、広告しますから、当然、内法面積表示になります。

昔、同じマンションの同タイプの部屋を、中古で買った人が、この部屋のほうが広かったから、こちらを買ったと言っていた事があったので、おかしいな?と思ったら、片方の業者は壁芯面積で広告、もう片方は登記面積で広告していたことがわかりました。

マンションは面積表示が2通りあるんです。不動産業者なら当然知っていることも、一般の方は知らないんですね。

この人は、広いほうの部屋を買ったと思い込んでいましたが、実際は同じ面積の部屋だった訳です。

新築時のマンションチラシの、専有面積70㎡は、登記簿(内法面積)では66~67㎡位になります。
実質使える面積、正味面積はパンフレット面積より狭いということです。
3㎡位の違いですが、知っておいたほうがいいですよ。3㎡は1坪、畳2畳分の違いですから、その差は意外と大きいのです。

面積表示が、内法表示か壁芯表示か、確認しておきましょう。


特にマンションは、販売価格を専有面積で割った、坪単価で比較されることも多いので。

ちなみに、マンションは、この他に固定資産税の賦課面積は、また別で、廊下やエントランスなど共用部分を持ち分割りしたものが、専有面積にプラスされます。

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