不動産用語集
容積率
容積率とは
その土地に建てられる建物の延べ面積の割合の事で、延べ面積/敷地面積で求められます。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
北九州市では、おおむね第一種低層住居専用地域で
容積率60%、近隣商業地域が200%か300%、商業地域400%のところが多いです。(例外あり)
例えば容積率60%の所で60坪の敷地なら延36坪の家まで建てられます。
ビルを建てる場合は当然、容積率が大きい地域が
良くて容積率が増えるほど土地単価が高くなります。
逆に戸建の日当りを重視するなら、容積率の小さい所が良いです。
他に容積率で気を付けないといけないのは昭和50年代までの
マンションはマレに容積率オーバーの物件が有る事です。
建築確認では分譲マンションの駐車場予定地としていたところを、
建物が建ち上がった後で分筆し、全く関係の無い第三者に売却したり、
1階を駐車場としていたのを建ち上がった後に、
四方に壁を作り、店舗として売却したりする事が、
不動産業界ではやった時期が有りました。
今では考えられない事ですが、当時はそういうやり方で稼ぐ人間が
頭の良い人間みたいな感じで評価されていたのです。
又、一戸建でも規制の厳しい第一種低層住専などでは
後日の、建増しや吹抜部分をつぶして部屋にしたりしての
容積率オーバー物件は存在します。
時代は流れ、コンプライアンアスが叫ばれる昨今、
容積率オーバー物件は銀行ローンが組めませんのでご注意下さい。