崖が崩れないように、崖をおおうように造られる人工のコンクリート製の壁のこと
私の全く個人的な意見、考え方ですが、私は2~3m以上のよう壁が有る土地、家をもうここ何十年も、売ったことがありません。
昔むかしに、がけの土地を売ってその土地が崩れてからというもの、きちんとコンクリート製の擁壁で仕上げられている土地であっても、あまりに高いよう壁は万がいちにでも、崩れないか?そう考えたら、こわくてお客様に勧める気にならないからです。
利点を挙げると、眺めがいいことでしょうか。
丘を切り開いた新興の開発団地では、ぐるり囲んだ周りの土地が、結構な高低差がつく事が多いです。
その土地は眺めが良い代わりに、台風の時なんか風当たりがものすごいです。
でも、意外にも、実際の団地売り出しでは、「よう壁ドーン」みたいに数10メートルくらいの、よう壁がある土地の街区のほうが、中街区の土地より、先に売れていくことのほうが多いですね。
眺望は「100万ドルの夜景」とも言いますし、確かにお金を出して買っても良いくらいの価値があるものでもあります。
朝目覚めて見る眺め、家事の合間に見る眺め、仕事から帰ってきての夜景、確かにいいでしょうね。
結論は、自然の脅威を考えて止めるか、素晴らしい眺望を取るか、その人次第かな。