一棟丸ごとマンションを買うのではなく、投資用に建てられた一棟のマンションの一室を買い、
貸して家賃を受け取る不動産投資。 少額で済むため、一時さかんに行われました。
投資用ワンルームマンション、バブルの頃、地方でもドンドン建てられました。
今は昔の話ですね。今では、大都市はともかく、地方では姿を消してしまいました。
北九州では、新築で新規分譲されるマンションは、ほぼ実需のマンションです。
地方では、新築ワンルームマンション投資が投資にならないことが分かり、
建てられなくなった訳ですが、すでに建てられているワンルームを中古で買って貸すのは、
これはわりと率的にいい投資なのではと思います。
新築時に1000万円近くして、家賃5万円利回り6%で、
売られていたマンションが、200万円前後ですから。
家賃も落ちてますが、表面利回りで、15%~20%回りますから、
現金で購入するなら固定資産税・空室損もろもろ考えても、
6~7年で元金回収できる計算になります。
その後は貸した分だけ、利益になる訳で、少額でやれること、手間暇がかからないこと、
元金が確実に回収できる見込みの投資など、そうは無いことなどなど考えると、
色々ある投資のなかでも、比較的魅力のある投資ではと思う訳ですが、やる人は少ないようです。
新築時の6割程度になった家賃が受け入れられず、相場とかけ離れた募集家賃で入居者が
数年つかないマンション持主から、新築時価格の2割程度で購入する。
悪い話しではないと思います。
中古ワンルームマンション投資、一度検討してみられてはいかがでしょうか?
追記
上記の記事を書いたのが2012年です。
当時と状況が変わっている事と、書いている内容を誤解している人が居て、
ワンルーム投資についてアドバイスを求められたりしたので追記します。
私はワンルームの投資は、安ければ可と書いたつもりです。
当時北九州では100万円を切るワンルームも珍しくありませんでした。
今は、同じ棟のワンルームが倍、3倍の価格になっています。
なので今はワンルーム投資はおすすめしていません。
(2019.01現在)
賃貸投資に限らず、投資はなんでもそうでしょうが、要は価格次第です
お間違いなく。
不動産ブログ
ワンルームマンション投資
リノベーション・リフォーム
リノベーションとは
中古住宅や中古マンションをいったんスケルトン状態にしたりして、
耐震工事や断熱工事を施したうえで内外装を一新する事です。
リフォームとは
中古住宅や中古マンションの壁紙を貼り替えたり、
キッチンや浴槽を新品に入替えたりする事。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
古くなった住宅の設備を新品にするのがリフォームで、それを更に進化させ
耐震補強や断熱工事、防音工事に間取変更、給水管や配水管の交換など、
住宅性能を向上させる工事を同時に行なうのが、リノベーションです。
もともとはそうした違いが有ったのですが、しかし今では単なるリフォームを
リノベーションと呼んでいます。
理由は単純にそう呼んだ方が、それっぽくって、カッコいいからです。(笑)
更に言うと「リノベーション」ではなく「リノベ」と言う人の方が多いです。
繰り返しますが、もともと使われていた意味は、
設備の新装や壁の塗り替えなどが「リフォーム」で、
「リフォーム」に加えて、住宅性能の向上工事を施し、
物件を生まれ変わらせるぐらいの大規模工事をするのが「リノベ」です。
礼金
契約開始時に大家さんにお礼の意味で支払うお金で、契約終了後も返ってきません。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
昔まだ賃貸物件が不足していた頃は大家さんの立場の方が強く、
物件を借りたい借主が支払っていたお金です。
北九州の賃貸慣習では、昔は礼金はありませんでした。
礼金ではなく、敷金を3ヶ月もしくは4カ月差し入れ、借主退去時に
補修費分担金、あるいは敷引金という名目で2ヶ月又は3ヶ月
敷金から控除して残りを返還していたのですが、敷金返還訴訟が相次ぐなどした為、
補修費分担金や敷引金などのあいまいな表現で
敷金から差し引く方法をやめ、礼金方式を取る業者が増えました。
現在は単身者向けの物件は敷金0礼金0物件がほとんどになっています。
ファミリータイプでも、敷金0礼金が1ヶ月もしくは2ヶ月の物件が多く。
この流れでいくと将来的には礼金もなくなっていくと思います。
そして更に家余りになると、大家側が入居者に礼金を支払う時代が来るかもしれません。
そんな訳ないか・・・。