相続でもめている物件、もめている相手から
お呼びがかかり行ってまいりました。
不動産の仕事をしていると、当社が
間違ったことをしていなくても、
今回のようにお呼びがかかり相手先に伺うことがあります。
不動産業者の仕事内容を考えると、こうした場合に相手先に行くことが
お仕事そのものです。
ただ正直な話、忙しい時は勘弁してほしいですけど。
不動産ブログ
「相続争いでお呼びがかかる」の巻
他社買取再販物件の買取打診
同業者が買取り再販している複数物件を、
当社で買い取らないか?と話しが有ったので
見てきました。
う~~~ん
草ぼうぼうで販売する気が無いとしか思えません。
この状態から、販売会社がやる気を失っていることは想像できますが、
それにしても状態が悪いです。
この時点で売り物が売り物ではなくなっています。
不動産業者は状態が悪くても、その工事費分金額を差し引いて、
購入計画を立てますが、個人の方はそうじゃなく、
見た目の印象で購入の判断する人が多いです。
そう考えると、他人事ではありません。
当社も再販物件、入居者募集中物件の清掃が必要です。
一般の売主の方も掃除は重要です。
売れ残っている物件が決まらないのは、
汚いからだけの理由からかもしれませんよ。
「入居者さんのあいさつ」の巻
芦屋町の自社マンションに、ご入居いただいた方が、
わざわざご挨拶にお見えになられました。
会社まで1時間ほどかかりますから、
本当にわざわざで恐縮です。
入居者さんも色々ですね。
あれやこれや文句ばかり言って、
挙句は部屋をぐちゃぐちゃにして退去する人間も居れば、
今回のような人も居ます。
大家としては、良い人には長く住んでいただいて、
トンデモ人間には早く退去して欲しいのですが、
現実は逆だったりします。
しかしこれも、
確率の問題だとあきらめ、
トンデモ入居者には退去してもらい、
入居者を入れ替えるのも、不動産業者の仕事の一つです。
肉体的には暑くもなく寒くもなく、きつくも無いですが、
精神的にはきついこともある仕事ですかねぇ?
「消費税で急がねば」の巻
現在、商談中の一棟ビルですが、
売主が事業者なので、売買に消費税がかかります。
土地は非課税ですが、建物が課税対象で、建物価格が5000万円超。
9月末までに引き渡しを終えると400万円、10月に入ると500万円。
消費税で100万円多くなります。
色々考えると、時間的に無理かもしれません。
購入が何日か、ずれるだけで100万円の違いはキツイね。
※当社は、本日(8月18日)から通常営業しております。
口約束
吉本興行は所属芸人と契約書を交わしていない
らしいですね。
私が不動産業界に入った頃は、簡単な契約書と
重要事項をしただけで、数百万円、数千万円の売買契約をしていました。
たまに隣地の排水管が入ってきているみたいな、イレギュラーな事があって、
念書などを作成しようとしても、お年寄りの不動産業者や、地主さんは、
水くさいと言って口約束で済ませようとする人も多かったです。
念書なんか作らなくても「男○○、言ったことは必ず守る。」というわけです。
しかし、この口約束、私の経験では3割ぐらいはトラブルになり、
うち一割ぐらいは反故にされます。
いざとなると
「そんなつもりで約束したんじゃ無い。」という解釈違い装い型や、
「言った覚えが無い。」のボケたふり型、開き直り型まで登場します。
色々体験し、その都度、冷汗を流しましたが、
口約束は、立場が強いほうが有利なんですよね。
最終的には、力の強いほうに、とぼけられたり、開き直られたら、
お願いする側は、争わずに泣き寝入りするケースが多いのが現実です。
なので、書類の取り交わしや、特約事項の文言には、
日頃からうるさいつもりです。
と、ここまで書いてそう言えば昨日、買付証明書いてもらわずに、
口頭で購入申込受けたことを思い出しました。
他意があり買付を書いてもらわなかったわけじゃなく、
面識があったのでもらわなかったケースです。
口約束でも、
信用おける方が相手の場合で、実行まで時間や費用がたいしてかからないもの、
後日第三者が絡んできた場合に紛争の恐れが無いもの、
についてはOKです。
が、たいして仲も良くないのに、
「俺とアンタの仲じゃない。」みたいなこと言う人が相手なら
書類でキッチリ残します。
口約束ほど怖いものは無いですから。