同業者が売却仲介したお客さんと、譲渡税をめぐって
トラブルになっていると聞きました。
単純売却なら、さほどトラブルになることも無いのでしょうが、
それでもまるで税の知識が無い者も、居ますからね。
これまでで私が聞いた税金をめぐる一番レベルの低いトラブルは、
長期譲渡と短期譲渡の違いをよく理解していない者から、
本当は短期譲渡所得になる取引を、長期譲渡所得になると
説明を受けて売却し、短期譲渡の税額がきてトラブルに
なっているというものでした。
その当時の税率は確か長期で30%超、短期なら50%超えていたと
記憶しています。
5000万円程度の土地取引なら長期になるか、短期になるかで1000万円も
税金が違うのですから、間違った説明なら当然トラブルになります。
短期・長期の違いは所有期間が5年以下が短期、5年以上が長期になるのですが、
この5年は正味で5年持っていればよいわけでなく、
その年1月1日時点で所有していなければ、その年は1年とカウントされません。
売却日も同様で、売った年はカウントに入りません。
なので、6年以上所有しないと短期譲渡になるのです。
例えば今年の売却なら、2015年12月31日以前の取得でなければ、長期譲渡所得でなく
短期譲渡所得になります。
それでこの程度の知識は初歩の初歩レベルですが、こんな事も知らない者が
多いのがこの業界。
で、今回のトラブルですが、業者がある特例を使えると説明して税金が安くなると
信じて売却したのに、実際には要件の一つに当てはまらず、通常の税金を納付しないと
いけないというものでした。
税金は当事者の税務署職員や、税理士も即答は出来ないくらいに複雑にできてます。
そして高額の取引になれば、特例が使える使えないでは、数百万円数千万円の
違いになりますので絶対に専門家にご相談下さい。
このブログでも何回か言ってますが、なぜか税金の専門家でもない不動産営業マンの説明を、
そのまま信じて、こんなはずじゃなかった状態になっている人が居ます。
くれぐれもお気をつけ下さい。
不動産ブログ
譲渡税のご相談は税理士に!の巻
固定資産税来たる!の巻
今年もまた固定資産税さんが来社される
季節になりました。
毎年この時期になると、忘れずにご来社いただきます。
正直有り難くはないのですが、これも国民の義務です。
まじめに果たしたいと思います。
ただ少しだけ愚痴を言わせていただくと、
RCマンションの固定資産税は高くないでしょうか?
賃貸家賃のおおよそ一ヶ月分が固定資産税になります。
ローンを組んでいる入居率の悪いマンションだと、
大家の純粋な手取額より、固定資産税の方が高いといった現象が
本当に起こります。
そこまで極端ではなくても
元本返済、利子、修繕費、維持費、法人税(個人なら所得税)
これらの経費を除き、固定資産税の倍の利益を得ている大家が
どのくらい居るでしょうか?
数千万円、数億の借金を抱え、まさに借金コンクリートと貸した
不動産を保有している大家より、固定資産税のほうが高い、
あるいは固定資産税と、ほぼ同じ程度の手残りしかない大家は
意外と多いものです。
愚痴の一つもこぼしたくなるのは、仕方のないことではないでしょうか?
という事で、
せめて税金は有効に使っていただきたい。
小市民はそう願っています。
政治家の皆様、宜しくお願い申しあげます。
南青山児童相談所問題 の巻
ワイドショーで、南青山って所に児童相談所を作るのに、
近くに児童相談所が出来るなんてイヤ~ン、
と反対運動が起きてると報道されてました。
金を持っている事と、人間的に優れている事には
何の因果関係も無い。
ちょうどミス何とかのアメリカ代表が、どんなもんでしょとやっていましたが、
容姿が優れているのと、人格には関係が無いのと同じですね。
それにしても、こうした人間は普段どんな仕事をして、
どう社会と関わっているんだろう?と話していたら、
なんと黒幕は地元の不動産会社との説があるらしいです。
同じ業界の人間とはイヤ~ン。
ついにガラケーを卒業
携帯に求めるものは、ただ単に通話機能だと、
かたくなにガラケーを使っていましたが、
ここのところ、日に2度充電をするようになり、
ついにこの間、Iphoneを買いました。
しかし、携帯会社じつにけしからんですね。
新しい携帯に変えたのに、ナント、機種代タダのうえに、
月の支払い料金まで下がってしまいました。
これは要するに、新しい携帯に変えるため、携帯会社を
コロコロ変える人たちの分を、私のような
ガラケー持ちの人間が利益として支払っていたという事でしょうから。
10数年にわたり、同じ会社で旧機種を使っていた人間の方が、
最新機種を使っている人間より、支払いが多い。
なんということでしょう、こんなバカな話しがあるでしょうか!
携帯会社には長年のご愛顧賜りみたいな発想は無いのでしょうか!
と怒ってみたのも一瞬。
今はIphoneいじりまくってます。
なんで早く変えなかったのだろう。
いいわぁ~、Iphone。
北九州の不動産ならアムズ
(さらに…)
いきすぎだと思いますね、個人情報保護法 水道管の話し
旧市街地の八幡東区昭和町で今度、土地を買取りします。
買取り予定地には建物が建っていて、売主さん側で解体して
更地状態になったところで買取りする予定なので、
今日売主の方と、隣接のお宅に、あいさつに行ってきました。
隣接の方、皆さん良い方で、良かったです。
で、今日の本題は、個人情報保護法について。
その土地ですが、横のお宅の配管がどうも、購入予定地に
出っ張っきているみたいです。
旧市街地だと、他人地を通って水道管を引いてきたり、
逆に今回のケースのように、自分の土地に、
他人の配管が通っているのを
許可していたりするケースがあります。
昔は、この点、困った時はお互い様みたいなことで、
おおらかだったんでしょうね。
お隣のその件は、お隣と話してきたので、いいんですけど、
他の隣接地も、同じように配管が入ってきたりしていないか
心配です。
今回、道路に面した所は、目視で状況が把握でき、
気付いたのですが、奥の隣接地は、
建物が目いっぱいに建っているせいで、
目視では状況の確認が出来ません。
昔なら、役所で現地を含めた周辺の
上下水道の配管図を見れば、
分かったのですが、これがなんと今、
個人情報の関係で、当該建物の所有者の
配管しか閲覧不可。
道路から先の水道管は、個人の所有物で、
その配管がどんなふうになっているかは
個人情報だそうです。
水道局の言い分そのままだと、
今度買う予定の土地所有者がどこから
どうやって配管を引いているかは、
所有者から委任状をもらって調べれば
分かるけれど、買う予定の土地の地下を通って、
他人が配管引っ張ってきているかは分かりません。
なぜなら、その水道管所有者の委任状が無いから。
役所にどうやって調べたらいいのか聞くと、
所有者が事情を知っているだろうから、
所有者に聞いてくれとのこと。
でもですね、旧市街地の土地なんて、
今の所有者も隣接地の所有者も、
親から相続で引き継いだだけ、
親からは特に何も聞いてないので分からない、
そんな話も多いんです。
さらに土地は借地で、土地の所有者、建物所有者が違って、
実際に住んでいる人は、借家人みたいな所も
市街地では珍しくないし。
こうなるともうお手上げです。
現地は目視できない、
隣接地も含め、関係者は何も分からない。
それでも役所は、教えてくれない。
以前は、こんなこともありました。
競売で落札した土地の前面道路は私道で、位置指定道路、
建築には問題ありませんが、前面道路に埋設されてる水道管は、
私有管。
分岐承諾をもらって、水道引く為に、所有者を教えてほしいと言ったら、
個人情報なので教えられない。
まあね、自分で調べろと言われれば、自分のお仕事ですから
調べますけどね。(笑)
でもそれなりに、苦労するんですよ。
台帳見て、教えてくれれば数分で終わることに、
それなりの時間をかけて調べることのむなしさ。(泣)
そうした訳ですから、
水道管ぐらい個人情報から外してもらえませんかね。
だれの配管か教えても、誰かが迷惑することなんて、
無いと思いますけど。
北九州市長、ダメでしょうか?
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