耐震構造偽造問題で、昨日国会で、参考人招致が行われたようですね。
今朝ワイドショーでやってました。
で、疑問がひとつ。
イーホームズの社長が、不正を正すみたいなことを言ってまして、偽造が巧妙で見抜けなかったと弁解していましたが、これは???じゃないでしょうか。
先日も書いてるように、構造計算の実務経験者が審査にあたっていれば、1件2件はともかく、何件も何十物件も、ざるのように通っては無いはずです。
厚さ数センチのものだから、全部チェックできないと言ってましたけど、事実はそうじゃなく、「構造計算部分は、最初からチェックする気は無かった。」が正しいと思います。
だって、本当に構造上でチェックしないといけない要点は、ほんの限られた箇所でしょうから。(要所要所の数字の改ざんなど)
実務経験者なら、なんていいますか、ニオイで不正を見つけていたと思います。
ところが実際チェックしていた人間は、構造計算の実務経験が無かった、だから見抜けなかった。
そうした目で見ていくと、「良くそんなこと、正義感ぶって言えるな。」なんですが・・・。
---------------------------------------------—
人気ブログランキングお願いいたします。↓↓
(さらに…)
不動産ブログ
イーホームズおかしいような気が
構造計算偽造
千葉の設計事務所が、構造計算をごまかして、耐震基準以下の構造仕様にしていたと報じられています。
「うちには不必要な鉄筋・ハリを省いて、必要充分な耐震構造にする技術があります。構造設計任せてもらえたら、建築コスト抑えられる構造設計しますよ。」とでも言って、仕事とっていたのでしょうか??
私はこの構造計算なんて分野は、全然分からないのですが、構造計算は構造計算専門の設計事務所に任せないと、本当の耐震性が確保された建物は出来ないと聞いたことがあります。
一口に建築といっても、分野が広いんですね。
大きくは個人住宅・居住用マンション・低層店舗・テナント商業ビル・オフィスビル・工場などなどの分野に分けられて、それぞれ得意があるのですが、そのなかでもデザイン設計と構造設計は別の話になるようです。
一番悪いのはこの設計事務所なんだけど、頼んだゼネコンにも問題があるし、今日報道されていた建築確認の検査会社にも、問題大アリです。
こんな問題がおきると、誰が悪いとか、あいつが悪いとか犯人探しや、責任の擦り付け合いになりがちだけど、そんな話しじゃ無く、再発が防止できる体制をとって欲しいですね。
じゃないと、建築物は究極的には、国民みんなの物でもあるわけですから。
---------------------------------------------—
人気ブログランキング参戦中!クリックお願いいたします。↓↓
北九州の不動産王への道に一票
(さらに…)