不動産用語集
赤道(あかみち) 里道
赤道(あかみち)とは
里道(りどう)の事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
里道は昔、字図で赤く塗られていました。
それで里道を赤道と呼びます。
但し、昔は字図を閲覧者である我々が、法務局備え付けのコピー機で、
コピーしていたので赤く塗ってある事を知っていますが、
今は字図もデータ化され、印刷後のものしか渡されなくなりましたので、
里道を赤道(あかみち)と呼ぶ業者も少なくなり、死語となりつつあります。
赤道(里道)隣接地の取引上の注意点を一つ。
赤道(里道)は字図上は表示されているものの、
現地に行くと現況通路として残っておらず、
取り込まれている事もよくあります。
ただ通路として使用されている事もあり、
その場合は、「2項道路」認定されているか否かの調査が必要です。
赤道が2項道路認定されていれば、
赤道に沿った部分は、当然「セットバック」が必要になるからです。
ちなみに赤道の幅員単位は昔の道ですから
mではなく尺・間(けん)になります。