不動産用語集
ベランダ、バルコニー
ベランダとは
屋根のある開放スペースの事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
正確に言うと、屋根のあるものが「ベランダ」で
上に屋根がないものを「バルコニー」と言うらしいのですが、
実務上、不動産業者や建築業者でも使い分けていません。
間取図にも「バルコニー」を「ベランダ」と書いたり、その逆もあります。
というより、マンションのパンフレットでは、ほとんど
バルコニーとしか書かれていません。
そんな事はどうでも良い話しですが、皆さんに知っておいてもらいたいのは
「バルコニー」や「ベランダ」は分譲マンションの場合、「共用部分」になるという事です。
「共用部分」をその部屋の使用者が専用使用する権利があるというだけなので
バルコニー、ベランダを好きにして良いわけではありません。
なぜそうなっているかというとベランダは火災の際、逃げられるように隣家との間に
「蹴破り戸」や「避難ハシゴ」が設置されているからです。
昔はベランダにその部屋の人の物置が置いていたりするマンションも
チラホラあったのですが、最近は消防署の指導でそうしたマンションは減りました。
ベランダには簡単に動かせる物以外、置いてはいけないと憶えておいて下さい。
その他、賃貸マンションは、そもそも大家の所有なのでベランダ・バルコニー・階段・
ろうか等、借りた部屋そのもの以外には、物を置く事は禁止です。
ごくごくマレに、「ベランダで花火をしている。」とか、
「バーベキューをしているので注意して欲しい。」との電話が入る事がありますが、
絶対に禁止ですからね。
宜しくお願いします。