不動産用語集

金消(きんしょう)契約

金銭消費貸借契約の略で、金銭消費貸借契約とは、簡単に言うとお金を借りる契約のこと。ですから金銭消費貸借契約書は、簡単に言うと借用書です。

住宅ローンを借りる契約のことを、金消契約といいます。
昔々は住宅ローンの借り入れ契約を、不動産業者や住宅会社の事務所で行ったり、ご主人の名前の借り入れなのに、奥さまが代筆したりしていたのですが、今は必ず銀行で、しかも銀行員の前で本人が自署するようになっています。

なぜか?

本人が自分の筆跡では無いと言い張り、契約の有効性が争われ、銀行が折れて損しているケースがあるからです。

ですから今は銀行員の前で、必ず本人が自署。
手が震えても、老眼で目がよく見えなくても、本人が署名しないといけません。

おかげでローンセンターが、日曜日も営業している銀行も増えました。お客さんはわざわざ会社を休んで銀行に行かなくてもよくなりましたし、不動産業者も「なんとしても、昼間に会社を抜けて来て下さい。」とお客さんに頼まなくてよくなりました。

まっ、めでたしめでたしかな?

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