不動産用語集
越境物
越境物(えっきょうぶつ)とは
境界線を越えて侵入している、又は侵入されている木の枝や建物の軒等の事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
新興団地では少ないですが、古くからの市街地では、
隣地の軒や雨どいなどが越境している事があります。
こうした場合昔は、将来越境している側が、建替える又は売買する場合、
越境物を取除く旨の合意書を交わし売買していました。
しかし最近は越境物があると買主の住宅ローンがおりませんので、
交渉して取除いてもらう事が多くなっています。(2019.1月現在)
軒や雨どいの撤去は空中の事とはいえ、まだ理解出来るのですが
木の枝や、上空を走る電線、道路標識なども少しでも宅地に
かかっておけば、大手住宅メーカーは撤去を要求してきます。
我々も要求であれば交渉します。
しかし、今後最終的にお客様がそこに住み、近所づき合いしていく事を考えれば、
そこまで言わないほうが良いのでは?と思う事も、正直に言うとあります。
まっこれも時代の流れでしょうか。