不動産用語集

無道路地



「無道路地」とは、道路に直接接していない土地の事です。
「無道地」「袋地」とも言います。



(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)


道路に接していない土地などあるのか?と思われる方も多いでしょうが、
不動産をやっていると、そんな土地は意外に多く存在します。


昔々は今のように車が普及してなく、人が通れれば良い、
そして、通行される側の土地所有者が、その通行を認めているならば、
何の支障も無い。と考えて登記上の通路を確保せず売買されたケースも。
少なくなかったようです。


しかし、今のように車社会になると、車が直接乗り入れられない土地は、
特に地方都市では、極端に価値が落ちます。


車が入らないだけでなく、無道路地は現に家が建っている場合でも、
接道義務違反として、建替え・再建築が出来ません。
(取り壊さずリフォームして、新築同様にすることは出来ます。)

さらに多くの銀行が、土地を担保に融資をしません。


財産価値は大変失礼ながら、あまり無いのですが、しかし
固定資産税や相続税評価はそれなりにあります。


具体的には普通の土地の4割減評価です。


売却するのも大変な土地が、わずかに4割減というのもおかしな話ですが、
これは時価の高い地域をベースに考えれば、仕方のないことかもしれません。


仮に坪100万円が相場の地域なら、50坪あれば5000万円。
無道地は4割減の3000万円。
その差額が2000万円もありますので、リフォームして住む人に売れます。


しかし坪10万円の地域なら、50坪でその差は200万円です。
200万円しか違わないなら、購入者からすれば、
わざわざそんな土地を購入しなくても、
道路に面している土地をとなります。


以上のように、地方都市ではその処分も難しいのですが、
実は当社アムズも無道地所有しています。


無道路地をお持ちの方、一度アムズに相談してみてください。


ひょっとして、もしかしてレベルですが、仲介したり
買取ったりするかもしれません。

ホーム会社案内お問い合わせ個人情報の取扱いサイトマップ

このページのトップへ