不動産用語集
底地(そこち)
土地を人に貸して、他人様の建物が建っている土地の事です。
その土地をの所有権の事を「底地権」
借りて建物を建てている側の権利を、「借地権」と言います。
「底地」は自分の物ではありますが、人の家が建っているため、
自分でその土地を使うことも出来ません。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの。)
自分で使えない自分名義の土地、
それでは土地返してもらおうと思っても、
借地権は大変強力な権利なので、簡単には返ってきません。
(平成4年8月1日に出来た新法借地権がありますけど、話しがややこしくなるので省略)
低額な借地料を受け取って、借りている人が返しますと言うまで、
貸し続けるしかない。
そんな土地なので、自分の持ち物であって、自分の物でないようなものです。
では売ろうと思っても、買い手は簡単には見つかりません。
そのくせ相続税評価額は高いので、売ることも容易ではない土地の為に、
高い相続税を払わなければいけない人も居ます。
何十年も前に口約束で土地を貸し、契約書が無いケースも珍しくなく、
面倒を嫌う相続人からは、「負の遺産」呼ばわりされています。
と、悪い事ばかり書きましたが、逆に借地人との交渉などが面倒で嫌では無く、
相続税の心配も無い方にとっては、安定した収入の入る土地です。
持つ人の目的によって、プラスの財産にも、マイナスの財産にもなる土地、
それが「底地」といったところでしょうか。
ちなみに、弊社アムズは底地権の買取も、場所や面積によっては行なっています。
売却をご検討の方は、お電話ください。
TEL093-583-6562
底地権買いました