間口とは接道部分の距離の事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
どうして間口というのかというと昔々、税金をかけるのに家の間口幅で課税していて
間(けん)で測っていたので、そう言うのだそうです。
それで接道義務違反の土地の接道幅は、たいてい1間の1.8m幅なんですね。
また、市街地の土地に間口が狭く、奥行の長い土地が多いのも、税金がその方が
安かったからなら納得がいきます。
ただ団地を造る場合も、間口が狭く奥行きの深い土地で、
区画割した方が減歩(げんぶ)が少なくて済みます。
昭和以降の土地はそうした関係もあるんじゃないでしょうか?
一般に間口が広く、奥行きの浅い土地の方が良い(間口1に対し奥行1~1.25倍程度)
といわれていますが北向きの土地は必ずしもそうでなく、周辺の状況によっては
もう少し奥行が深い方が良い場合もあります。(間口1に対し奥行1.2~1.5倍程度)
建てたい建物を図面上で配置してみれば、よく分かると思います。
ウナギの寝床型の土地でも、建物が建てば不思議と、おかしな感じはしなくなるものです。
不動産ブログ
間口
モジュール
モジュールとは
住宅を建てる時の基本寸法の事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
住宅を建てる時は、建てる会社によって基本寸法が異なります。
1.尺モジュール 910mm
2.メーターモジュール 1000mm
3.インチモジュール 1218mm
日本では、尺モジュールで家を建てている住宅会社が多いです。
メーターモジュールを採用しているのは、積水ハウスやトヨタホームなどです。
インチモジュールはツーバイフォーの輸入住宅。
建材や建具、家具などは、尺モジュールで作られている事が多いです。
ドア交換や浴室のリフォームなどを行なう場合は
基本モジュール仕様の建材を選ぶ必要があります。
メーターモジュールで建てられた家に、
尺モジュールの流し台などでは寸法が合いません。
最近はメーターモジュールの建材も多く出ていますが
インチモジュールの輸入住宅の場合、合う部材が少ないので、
部材選びに制限が出てきます。
間取図
間取図とは
部屋の配置やとびらの向き、寸法等を現した図面です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
中古住宅を買う時、賃貸住宅を借りる時
不動産業者から間取り図を渡されると思いますが
この間取り図は既略を表したもの程度でお考え下さい。
「お風呂はこのあたりに有る。」
「洋間は3室ある。」程度のあくまでも既略を表したものと思っていた方が無難です。
なぜなら売主や貸主が設計図を紛失している事も多く、
その場合は担当者が手書きで間取りを書いています。
又、建築時の設計画が有っても、建築途中で変更を加えたり
数年後に改築したりしている事もありますから、
不動産業者から渡された間取図は正しくない事が有るのです。
特にとびらの向きやコンセントの位置等は、
建築途中に変更されている事も多いです。
冷蔵庫や食器棚、家具等の配置で気になる場合はスケールを
持って現地で直接寸法を測る事をおすすめします。
無道路地
「無道路地」とは、道路に直接接していない土地の事です。
「無道地」「袋地」とも言います。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
道路に接していない土地などあるのか?と思われる方も多いでしょうが、
不動産をやっていると、そんな土地は意外に多く存在します。
昔々は今のように車が普及してなく、人が通れれば良い、
そして、通行される側の土地所有者が、その通行を認めているならば、
何の支障も無い。と考えて登記上の通路を確保せず売買されたケースも。
少なくなかったようです。
しかし、今のように車社会になると、車が直接乗り入れられない土地は、
特に地方都市では、極端に価値が落ちます。
車が入らないだけでなく、無道路地は現に家が建っている場合でも、
接道義務違反として、建替え・再建築が出来ません。
(取り壊さずリフォームして、新築同様にすることは出来ます。)
さらに多くの銀行が、土地を担保に融資をしません。
財産価値は大変失礼ながら、あまり無いのですが、しかし
固定資産税や相続税評価はそれなりにあります。
具体的には普通の土地の4割減評価です。
売却するのも大変な土地が、わずかに4割減というのもおかしな話ですが、
これは時価の高い地域をベースに考えれば、仕方のないことかもしれません。
仮に坪100万円が相場の地域なら、50坪あれば5000万円。
無道地は4割減の3000万円。
その差額が2000万円もありますので、リフォームして住む人に売れます。
しかし坪10万円の地域なら、50坪でその差は200万円です。
200万円しか違わないなら、購入者からすれば、
わざわざそんな土地を購入しなくても、
道路に面している土地をとなります。
以上のように、地方都市ではその処分も難しいのですが、
実は当社アムズも無道地所有しています。
無道路地をお持ちの方、一度アムズに相談してみてください。
ひょっとして、もしかしてレベルですが、仲介したり
買取ったりするかもしれません。