防蟻(ぼうぎ)工事とは
家を白アリに食べられないよう工事する事です
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
一般の人はお部屋のリフォームには関心があっても、白アリの予防工事はしたがらないように
感じます
たぶん白アリの被害は、ほとんど無いと思っているからだと思います。
しかし私の経験から言わせてもらえば、木造住宅は40~50件に1件程度は、
被害が大きい小さいの違いはあるにせよ、柱や大引などを食べられてます。
更に言えば木造住宅はもちろん
軽量鉄骨造のプレハブ住宅でもありましたし、RC造のプレハブ住宅、
更にRCマンションの1階でも被害にあったケースがありました。
構造体そのものは鉄だったり、コンクリートだったりなので、
おいしくないのか喰べていませんが、軽鉄の家でもRCマンションでも、
まど枠周りや、基礎の大引などは木の化粧材が使われていますので、そこは喰べられます。
RCマンションは侵入経路が分からなかったので木の化粧材についていたのでは?
との事でしたが、この時も木部は結構な範囲喰べられていました。
構造体が大丈夫ならば、即どうこうの問題ではないと思われるかもしれませんが、
壁をはがして木部周りをやり替えるだけでも、軽く数十万円にはなります。
という事で中古住宅を買われた場合は、前所有者の防蟻工事保証期間が残っていなければ、
シロアリ予防工事は、やっておいた方が良いと思います。
ちなみに
当社では、売主物件は全件白アリの防蟻工事済で売買していますし、
又、仲介でも、売却依頼をいただいた物件は、売却前に無料で業者に検査してもらっています。
ご利用ください。
不動産ブログ
防蟻工事 (ぼうぎ)
ベランダ、バルコニー
ベランダとは
屋根のある開放スペースの事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
正確に言うと、屋根のあるものが「ベランダ」で
上に屋根がないものを「バルコニー」と言うらしいのですが、
実務上、不動産業者や建築業者でも使い分けていません。
間取図にも「バルコニー」を「ベランダ」と書いたり、その逆もあります。
というより、マンションのパンフレットでは、ほとんど
バルコニーとしか書かれていません。
そんな事はどうでも良い話しですが、皆さんに知っておいてもらいたいのは
「バルコニー」や「ベランダ」は分譲マンションの場合、「共用部分」になるという事です。
「共用部分」をその部屋の使用者が専用使用する権利があるというだけなので
バルコニー、ベランダを好きにして良いわけではありません。
なぜそうなっているかというとベランダは火災の際、逃げられるように隣家との間に
「蹴破り戸」や「避難ハシゴ」が設置されているからです。
昔はベランダにその部屋の人の物置が置いていたりするマンションも
チラホラあったのですが、最近は消防署の指導でそうしたマンションは減りました。
ベランダには簡単に動かせる物以外、置いてはいけないと憶えておいて下さい。
その他、賃貸マンションは、そもそも大家の所有なのでベランダ・バルコニー・階段・
ろうか等、借りた部屋そのもの以外には、物を置く事は禁止です。
ごくごくマレに、「ベランダで花火をしている。」とか、
「バーベキューをしているので注意して欲しい。」との電話が入る事がありますが、
絶対に禁止ですからね。
宜しくお願いします。
筆(ひつ)
筆(ひつ)とは
不動産登記上の土地の数え方です。
「ひつ」とも「ぴつ」とも「ふで」とも呼びます。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
1区画の土地だからといって必ずしも土地は1筆とは限りません。
取引対象の土地が何筆あるかは、字図を取って確認する事になります。
ここで注意点を一つ。
最近は字図や登記事項証明書をコンピューターで取得する業者も増えました。
便利で良い制度なのですが、字図の取得には注意が必要です。
幅10cmの筆が取引対象地に隣接していたりすると
コンピューターで取得した字図では、ほぼ1つの線にしか見えず見落としてしまう事が有ります。
細長の土地などは、
昔々、開発業者が道路に沿って分筆し、故意に自己名義で残していたり、
隣地の境界確認が取れず、10CMの幅で分筆したり
(今はこの方法は不可です。)した土地が多いです。
そうした小さな土地は、紛争の元になることも多いです。
字図の枠外にカタカナで、地番の表記がないか確認しましょう。
フリーレント
フリーレントとは契約開始後の一定期間(通常1~3ヶ月程度)の家賃を無料にする契約のことです。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
借手にとっては家賃は安い方が良いに決まっていますし、
出来れば払わなくて済むならそれがベストです。
フリーレントはその意味で最高ですが1点のみ注意が必要です。
フリーレント契約は早期解約違約金特約がつきますので短期間で退去する場合は、違約金が発生します。
多いのは1年未満の退去は、フリーレント期間と同額の違約金が発生する契約です。
契約条件をよくご確認のうえ、ご契約下さい。
分譲マンション賃貸
分譲マンション賃貸とは
買った人が自分で住まずに、人に貸し出している部屋の事です。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
転勤や買替え等で自分が住まなくなった部屋を貸すのが分譲賃貸です。
分譲賃貸のメリットはやはり設備グレードが高い事です。
最近は賃貸マンションも分譲マンション並みのグレードの
物件が出てきましたがそんな物件はごくわずかです。
元が分譲マンションなので新しい分譲マンションは設備も最新のものです。
一方デメリットもあります。
1.「転勤期間中だけ賃貸したい。」家主も多い為、契約形態が普通の借家ではなく
一定期間のみの定期借家契約になっている事が多いです。
2.分譲マンションなので管理規約が有り、賃借人も当然規約を守る必要があり
マンションによっては賃借人もマンション管理組合の役をしなければならない事があります。
3.分譲賃貸では、ほぼすべての物件がペット不可になっていますが
それはペットで部屋を汚されるかもしれないことを恐れる家主が
ペット不可としているだけで、マンション自体はペット可になっている事もある為
ペットアレルギーの方は注意が必要です。
分譲賃貸は数が少ないので予算内で出会えればラッキーです。
メリット、デメリットを検討して気に入れば早めに押さえましょう。