またまた例の構造計算偽造の話。
この問題で、建築確認を検査する民間の検査機関である、イーホームズが偽造書類を見破れなかったことが、問題になっています。
見破れなかった大きな原因は、構造計算の分かる、現場経験の豊富な検査員が居なかったこと(少なかった?)だと思います。
検査機関なんだから、デザインチェックなんてしなくて良いわけで、鉄筋マンション用に構造計算の分かる、構造設計を実際にしていた人間を沢山抱えていれば、見破れたはずなんです。
ところが実際にイーホームズで働いている人間は、同じ一級建築士でも、想像ですがおそらく現場経験の豊富な人間でなく、机上の理論のみしか分からない人間が大半なのだと思います。(あとは、偽造なんかしないはずとの慢心)
検査機関を検査する機関を置かなければいけないわけで(爆)、まったくとんでもない話です。
で、これ最近急速に出てきた、「不動産のコンサルティング会社」にも言えることだと思います。
その人たちの書いているブログなんかを読むと、「ん??」っと思うことがあります。
「オイオイ、その程度の知識でアンタどんなコンサルをするの?あなたどの程度の経験があるの?本読んで分かった気になっているだけじゃないの?」みたいなものが散見されるんですね。(全部ではありませんよ。)
医者が同じ医者仲間が書いたものを読めば、どの程度の経験をその人が持っているのか分かるように、同じ業界の人間ならその人間の書いているものを読めば、技量がすぐ分かるのです。
なのに、そんな人間がブログで「今回の問題、けしからん。」と言ってるんですねえ。
おそらくこの問題を「だから我々のような業者のコンサルを受けて購入したほうが良いんですよ。自分の商売売り込みのチャンスだ。」と、とらえているのでしょう。
私は言いたい。
ろくすっぽ経験も無く、コンサルを名乗る。
「お前はイーホームズと同じだ。」っと。(爆)
---------------------------------------------—
人気ブログランキング参戦中!クリックお願いいたします。↓↓
北九州の不動産王への道に一票