不動産用語集
境界立会い義務
境界を接した隣地に、建築や売買等の話しがある時、
境界を確定するために立会いを求められることがあります。
法的に立ち会う義務があるのか?と良く聞かれますが、
法的強制力はありません。
立ち会わなければ境界が確定できないだけです。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
ということで、立ち会う義務は無いんですが、普通は気持ち良く
立会いしていただけることがほとんどです。
近所付き合いという事もあるでしょうし、境界が決まることは、
隣地だけではなく、ご本人にとっても良い事ですし、
何より拒む理由がありません。
が、しかし、ごくごくマレにですが、立会いを拒否されることがあります。(泣)
私の経験でいうと、お隣同士仲が悪いというオーソドックスなものから、
女性一人で相談する人も居ないので怖いから、なんていう理由で、
かたくなに拒否された方もいらっしゃいました。
境界はココでいいですか?とお尋ねするだけですからね、
違うなら違うと言ってもらえれば良い訳で、
なぜ立会いしてもらえないのか、非常に謎でした。
結局このケースの場合、
立会が終わったのは、最初にお願いしてから、ナント半年後でした。
そんな具合で、理由は様々ですが、境界が確定出来ないと
売買出来ないケースの場合、立会いを拒否されると非常に困ります。
マァ、依頼者から専門家として頼られる立場の
不動産業者としては、腕の見せ所でもありますが。
なんにしても皆様、隣地から境界立会いを求められたら、
気持ち良く応じてあげましょう。
じゃないと、反対の立場になって、境界立会い求めたら、
意地悪されるかもしれませんよ。