不動産用語集
筆(ひつ)
筆(ひつ)とは
不動産登記上の土地の数え方です。
「ひつ」とも「ぴつ」とも「ふで」とも呼びます。
(アムズ代表者の独断による補足と言うか、解説のようなもの)
1区画の土地だからといって必ずしも土地は1筆とは限りません。
取引対象の土地が何筆あるかは、字図を取って確認する事になります。
ここで注意点を一つ。
最近は字図や登記事項証明書をコンピューターで取得する業者も増えました。
便利で良い制度なのですが、字図の取得には注意が必要です。
幅10cmの筆が取引対象地に隣接していたりすると
コンピューターで取得した字図では、ほぼ1つの線にしか見えず見落としてしまう事が有ります。
細長の土地などは、
昔々、開発業者が道路に沿って分筆し、故意に自己名義で残していたり、
隣地の境界確認が取れず、10CMの幅で分筆したり
(今はこの方法は不可です。)した土地が多いです。
そうした小さな土地は、紛争の元になることも多いです。
字図の枠外にカタカナで、地番の表記がないか確認しましょう。