昨日、ある上場ゼネコンの社有地を、某財閥系不動産業者の仲介で
購入しました。
契約と残金決済をいっぺんに行なう一括決済で取引したのですが、
仲介業者の重要事項説明書の補足資料として渡されたファイルの、
分厚いことに驚きました。
数億の取引かと間違うぐらいのファイルでした。
こちらも不動産業者ですから、
本当のことを言えば、そのうち必要な資料は、
ほんの数ページでしたが・・。
しかし、そんな皮肉はおいといて、これ一般の人が対象でしたら
どうでしょうね。
仮にアムズで購入経験のある人が、この某不動産業者で購入したとしたら、
「さすが、大手の業者は違う。渡してくれる資料もこんなに、ぶ厚い。」
そう思うのではないでしょうか。
説明も私は業者ですから、自ら断って受けませんでしたが、
一般人相手なら求められれば、延々とやるはずです。
どうでもいいようなことを含め、あれもこれも説明されて、
何枚にも及ぶ書類に署名捺印を求められて、
結局何が重要なことで、大事な確認事項はなんだったのか、
さっぱり分からなかったとしても、しかし、お客さんの反応は
「大手は違う。」ではないでしょうか?
「体裁から入る」
そんな必要もあるように感じた出来事でした。
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