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北九州の不動産王への道に一票
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今、会社に残って中古マンションの重要事項説明書(重説:じゅうせつ)なるものを作成しています。
これは不動産の契約前に、購入客に対して、この物件はこんな物件ですよ、と説明する書類です。
具体的にいうと、抵当権がついてますとか、家が建てられない地域の土地ですとか、水道がきてません、他にもこんな法的制限がありますよと、説明するようになっている書類です。
で、これ、作るのが結構大変なんですよ。
きちんと記入するつもりなら、記入項目を調べるのに、たいそうな時間とられます。
昔は簡単な書面だったんですけどねえ。
トラブルが絶えないからでしょうね、どんどん説明綱目が増えて、詳細の説明をしなくてはいけないようになってきています。
でもねえ、私に言わせれば、いくら詳細項目を説明するように書式だけ変えても、トラブルは本当のところ減らないと思います。
なぜなら、詳細項目を説明するだけの、技量のある不動産業者が少ないからです。(爆)
なのに国はそこんところ分かっておらず、宅建主任者の試験で、実務経験者に下駄をはかすよう条件を緩和しています。
なんでも、不動産業界に主任者が少ないから、増やさないといけないかららしいです。
実際の現場が、全然分かっていません。(爆)
不動産のトラブルを減らしたいなら、試験を難しくするべきですね。
弁護士試験や税理士試験程度にまで難しくすると、宅建主任者が居なくなるので(爆)、そこまでしろとは言いませんが、せめて現行の水準は保つべきです。
さらに言うなら、現在の免許業者も含め、不動産業界の人間全員に試験を受けさせ、一定点以下の業者からは免許を剥奪するようにすれば、トラブルは大幅に減ることになるはずです。
一方では試験条件を緩和して、知識の無い者を合格させ、その一方ではそんな試験にも合格できない程度の人間には、書けるはずも無い詳細な書式を書くよう要求する。
やってることが、支離滅裂だと思うんですが・・・。(爆)