先日、過払い金の返還で得た報酬を、120人もの司法書士や弁護士が、
脱税していたと報道されていました。
(正確に言うと申告漏れ。まっ、脱税するつもりだったんでしょうけど。)
過払い金の返還、
たいした手間ヒマもかけない割に儲かると、
かなり熱心にやっている司法書士・弁護士がいると聞いたことがあります。
正義の味方の行為ですし、そのうえに儲かるとくれば、これは熱心に
なるのも分かります。
でもね、脱税しちゃ、いかんですよね。
そんなことしたら、簡単に儲かるからやってた、そう思われるでしょ。
しかし、過払い金返還、最近は儲からなくなってきているそうですね。
裁判相手の肝心のサラ金が、どこも金が無い。
倒産・解散していたり、やってても金がないので、分割払いでの
返還を提案してきたりの状況だそうです。
金貸していた業者が、分割払い。
これも、時代の流れですかねぇ。
で、この司法書士や弁護士達、次の標的を、
もう探し始めているはずです。
不動産業界でいえば、さしずめ「敷金問題」でしょうか?
最高裁でいつの日か、敷金は全額返金が当然。
過去の分もさかのぼって返還すべし。
そんな判決が出る時が、来そうな気がします。
そうなったら、大家業の人達、現在の金融業者と
同じ運命をたどるかも・・。
正義の味方の司法書士や弁護士から訴えられる、
強欲家主。
う?ん、考えただけで怖い。
ぞっとするお話でした。