春は卒業や、就職のシーズンですね。
人が移動する時期なんですが、
先日から何人かハウスメーカーや
マンション販売業者に勤めている人間が
退職の挨拶に来ました。
例年ならもっとも不動産が、活発に動く時期なのに
転職ですから、業界全体が落ち込んでいるんですよね。
もともと入れ替わりの激しい業界ですが、
今年はいっそうです。
それで、今の時期に退職する人には2通りあります。
一つは、売れ行き不振で辞めていく人。
もう一つは、個人的な成績は悪くないのに、
会社自体の業績が落ちているために、給料ベースが下げられ
それが不満で他社に移る人。
経営者も頭が痛いでしょうね。
会社が危なくないまでも、全体的に給料を落とすと、営業に自信の
ある人間ほど、そんなことならと辞めていく。
逆に辞めて欲しい人間は、自分に自信が無いから、
何とか会社にしがみつこうとして辞めない。
営業成績の良い人間が辞めて、売れない営業が残っていくわけですから、
ますますジリ貧です。
あの人と、あの人が辞める会社は、危ないかもしれない?