最近は会う人、話題がほとんど景気のことですね。
昨日、会ってた人はいつも元気な人、
暗い話ばかりじゃないと、トヨタ九州が
派遣社員1千人を正社員にする話になりました。
(これです↓)
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が、生産現場に現在1000人強いる
派遣社員を原則として全員直接雇用に切り替えることが3日、分かった。
いったん期間従業員として雇用したうえで、正社員に登用する。
同社は昨年末に250?300人程度直接雇用する方針を示していたが、
残りの派遣社員の扱いは未定だった。
派遣を正社員にと言う話しですから、もちろん、悪いことじゃないんですが、
「経営者の正しい判断」って、
なんだろうと考えさせられます。
だって、派遣切りしてから、いくらも経ってないんですよ。
こんなに短期で、正社員に出来るくらいなら、そもそも
派遣切りする必要無かったんじゃなかったのか?
とも思います。
テレビのニュースなんかで、
「社員は家族だから。」と、自分の給料を落として
頑張ってる中小零細企業の社長を見たりすると、なおさらです。
もちろん経営の数字的には、トヨタが正解なんでしょう。
景気の良い時は、派遣をどんどん雇って、
景気が悪くなったら派遣を切る。
世間から批判を受けたら、企業イメージが悪くなる前に、
今度は正社員として雇う。
(どうせ切ると批判浴びるんなら、派遣じゃなくても一緒だから)
経営数字的にはトヨタが正解ですが、
人間的には、自分の給料削って雇用を維持する
中小企業のオヤジのほうが勝ちだと言えなくも無い??
但し、そうして温情経営続けて、会社潰してしまったら、
それこそ意味が無い。
経営者としての善は儲ける事で、儲ける事が出来ないのは、
悪だとか言いますから・・。
きっと正解は、ないんでしょうね・・。
社長が、どんな経営をしたいのかによっても違いますし、
社員に何を求めるかによっても違うんだと思います。
昨日は、珍しくそんなことを考えていました。
私も、たまには、まじめに物事考えます。
(もっとも、そんな時はあまりないけどね)
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