不動産売買の購入者も、10年前と違って、今は、
なかなか決めない人が増えています。
たいていの人にとっては、おそらく一生のうちで、
一番高い買い物ですから、衝動買いに近い購入ではなく、
じっくり検討して購入するほうが良いに決まってますので、
良い傾向だと思います。
ただし、そうは言っても、何年間も探しまわっているだけで、
いっこうに購入しないのは、逆に問題でしょうね。
今回ご案内したお客さま、もうかれこれ3年。
あの物件この物件、紹介してきましたが、
いまだ購入できていません。
今度の紹介物件も没。
私は没になっても、いっこうに構わないのですが、
奥様がさすがに、、「またか・・・」
みたいな顔になってましたので、今回は私、
ご主人に意見しました。
「物件の欠点ばかり見るんじゃなくて、
長所も見たらどうですか?」と。
物件は見るだけ見てますので、
その物件の、何が、どこが欠点なのか
すぐその場で指摘できるレベルまでになってます。
ただし、どんな物件でも、当たり前ですが、
欠点もあれば、長所もあるんですね。
長所には目を向けず、欠点だけを指摘して、
暮らしていけるのは、世の中で評論家だけです。
げんに、このご家族も、お子様に個室をとのことで、
探し始めたはずなのに、もうすでに3年経ってます。
もうあと何年かすれば、お子さんは大学に行くか
就職するかで、ひょっとしたら県外に行く可能性もあります。
「なんのために、家買うんでしょうか?」
そんな訳で私、意見したんですが、ご主人ムッとしてました。
3年間付き合ってきたんですけどね。
今回で終わりかな・・??
はっはっはっ。