久々に見ました、
浴室が外部に別棟でついているアパート。
建物内に共同風呂がついているアパートはまだ新しくて、
もう少し古い型の文化住宅は、共同風呂が別棟になっています。
多分、風呂無しアパートだったのを、別棟でお風呂を作り、
共同風呂付アパートにしたのだと思います。
田舎の家はトイレ・風呂が別棟になっていますが、
これは便所が汲み取り、風呂が薪の時代に、
居室ににおいが流れてきたり、
風の強い日に、薪で火事になったりするのを防ぐためです。
しかしこの文化住宅タイプのアパートは、
風呂無しでも入居希望者がわんさか居た時に建てられたもので、
時代が下って、風呂無しではなかなか借り手が付かなくなった時に
あとから別棟でお風呂を作ったものです。(勝手な推測)
私が不動産業界に入った昭和の後期には、
既にこのタイプは珍しくなっていましたが、
令和の時代になってもまだ存在したんですね。
なつかしいなぁ~。と思いながら周辺をウロウロしていたのですが、
このアパート、入居している人がまだ何人かいます。
大変うれしい、売却のご依頼ですが、
立ち退き難航しそうな予感。