不動産ブログ

人のふり見て我がふり直せ

Date:2012年2月5日

昨日、会社で必要なある物を買いました。

買う前に、分からないことがあったので、
売っている会社に電話してみました。

私から見ると品質が上の商品が、劣っていると思われる商品より
安く売られていたので、その理由が聞きたかったから。


応対したおばちゃんは、自分ではよく分からなかったようで、
返答にまごついたうえ、
「良い品を安く提供しているという説明ではいけないでしょうか?」
などと言い出しました。


他社よりいい品を安く売っているならこの説明でいいのだが、
自社製品での比較なので、これでは答えになっていません。


答えがわかる人間に聞いて折り返し電話してくるとか、
分かる人間がいるであろう部署に電話を回すとか、
そうした応対が出来そうもない感じだったので、
適当なところで電話を切りました。


で、応対が悪いので、同じ商品を売っている他社の製品を買おうと
思いネットで検索してみました。


ところがさっきの会社のほうが、商品的に良さそうな感じがする。
不動産業界でしか使われないものなので、販売している会社も少ないのです。

そうこうしているうちに、最初の会社で、
価格に差がある理由が、パンフレットをよく見ていたら分かりました。

心が狭い私としては、面白くなかったけど、結局注文した。



それで、これとおなじ事が、不動産ではあります。


どうしても売って欲しい土地や、借りたい所がある場合、
どんなにひどい応対をする不動産屋にでも、客は頭を下げて、
売ってください、貸してくださいとやってきます。
(そこを通してしか買えない、借りられない場合)


昔々、私が業界に入った頃、
ヒドイ応対をする不動産屋がいっぱいありました。
こんな業者がつぶれないのは、なぜだろう?
と思った答えが、コレです。


同じものがどこに行っても買えるのなら、
客は応対の悪い店からは購入しません。
ですが、不動産に同一のものは存在しません。
圧倒的な商品力があれば、極端に言えば勝手に売れます、借り手がいます。


客の本音は、
「アンタからは買いたくなかったけど、他で売ってないから仕方なく・・・。」
みたいな感じでしょうか。



そんな訳で、反面教師という意味では、昨日の買い物も意味があったかな。



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