当社がただ今、販売している土地に、値交渉が入りました。
業界用語でいうところの、「ネゴ」であります。
若い人たちはあまり使わなくなりましたが、
私達世代は「価格交渉」とか、「値交渉」「指値」とかいうよりも、
「ネゴ」ですね。
ちなみに、このネゴはネゴシエーションの略のネゴでは無く、
値交渉がなまってのネゴです。
で、そんなことはどうでもいい話しなんですが、
今きているネゴが結構な金額です。
なんでそんな金額なのか?聞いてみたところ、
近くで売り出している土地の坪単価が、それくらいだそうです。
その土地安いのには訳があって、土砂災害警戒区域内の土地です。
そうなんです、お上がこの区域の土地は、土砂災害に遭うかもしれませんよ~、
と指定している場所の土地です。
その土地と一緒にされたんじゃたまりません。
まけられないと伝え、
安さにひかれて、その土地を購入するのは、
土地に線は引かれてませんが、止めた方が良いですよ。と言いましたが、
今一歩分かって無いようでした。
すごい数の不動産を見てきた私からすると、
一般の方が思っているより、はるかに不具合の発生確率は高いんですけどね。
家が欲しくてたまらない状態になっている人には、
あまり気にならないようです。
残念。